ロックはやっぱりレスポール!?

今日は前回に続いてGibsonのギター『レスポール』について書こうと思います。
世界2大ギターは言わずもかな、Fender社のストラトキャスター、そして
Gibson社のレスポールだと思います。
それくらいエレキギターといえば、この形として定着しているものだと思います。
大ヒットしたアニメ『けいおん!』でも主人公の子がこのレスポールを使っていたので、
楽器を弾いたことのない人でも、見ると「このギター見たことある!!」となるくらい馴染みのあるシェイプだと思います。

レスポールといえばロックのイメージが真っ先にくるくらいに
まずロックに向いた音が出ます。
まずハムバッカーでPUの出力もフェンダーなどのシングルコイルに比べて高いですし、
そのお陰で厚みのある音が出ます。
特にマーシャル系などの歪みが得意なアンプとの組み合わせは極上です。
ギターの重量は平均4キロ前後とギターにしては割と重いですが、
サスティンは長めの個体が多く、またフェンダー系とは別の魅力がある楽器だと思っています。
対して、歪ませない時の音色としては、とても素直なクリーンが出てフロントPUなどを使えばジャズなどを弾くのにもとても良いと思います。

元々、僕がレスポールを手にした理由としては、学生の頃から大好きだったハードロックの憧れのギタリストたちの多くが使っていたからです。
レスポール使いとして、特に影響受けたギタリストにDoug Aldrich, ガンズのSlash,Steve StevensそしてZakk Wyldeなどがいます。
特にDoug Aldrichのレスポールとマーシャルを使ったロックの王道的な厚みのあるサウンドは最高に格好良いです。彼は時代によってジャクソン使っていたり、ストラト使っていたりしますが、近年はレスポールで至高のサウンドを出しています。
Dougがレスポールを使った作品としてはWhite Snakeがオススメですので、ぜひYoutubeで見ていただければと思います。
仕事でロックなものを求められるにつれて、やはりレスポールを1本は持っておいたほうがいいかなということでだいぶ前に手にしました。

同じようにロックなサウンドが出せるギターとして、
PRSのCustom24を持っていた時期もありますが、
同じロックなサウンドが出せるギターでもPRSはもっとモダンでドンシャリ気味なサウンド、レスポールは良い意味でもっとオールドファッションな音だと感じました。
極端に違いを分かりやすく言えば、
PRSはリンキンパーク、レスポールはガンズみたいな音がするといったイメージです。
僕自身はギブソンとかフェンダーのキャラ立ちした楽器が好きなので、PRSはミネラルウォーターみたいな音がしてあまり好みではなかったです。
ただ以前、僕がゲーム「龍が如く5」のオープニングテーマ含む10曲ちょっとにギター参加させていただいたことがあるのですが、そこでのヘヴィな曲は全てPRSのCustom24で弾きました。
楽曲もモダンでヘヴィな曲が多かったので、ベストなギターチョイスで録れたと思います。
なので、ギターってそれぞれ得意分野が違うと思うので、自分がどう言ったサウンドを求めているかによって使い分けたり、所有していけば良いのかなあと思います。


最後にレスポールを使ってリフを弾いてみました。
Twitterで「リフばとん」なるものが友人から回ってきましたので、それも兼ねて動画を撮ってみました。
少しでもレスポールの感じが伝わっていただければ嬉しいです。

Kentaro Kaneko
www.kentarokaneko.com
Youtube: アカウント名 Kentyguitar
https://www.youtube.com/channel/UCVq2s-6ellIt8XCkuwaHPAA 
Twitter: @kenty_335
Instagram: kenty_335

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