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ディレイペダルの私的レビューと考察

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今日はだいぶ暖かい日ですね。 みなさん、元気にお過ごしでしょうか? 今回は自分が使ってきたディレイペダル、 そして私的ディレイペダルの使い方? 考え方について書いていこうと思います。 はじめにギターを弾かない方に軽く ディレイ とは何かを説明します。 ディレイとは日本語で『 遅れる 』という意味のとおり、 実際に弾いた音に対して、少し遅れた音を混ぜることで、 「やまびこ」のような効果を生み出す ものです。 これをすることによって、簡単に広いホール又はスタジアムなどで 音を出しているかのような残響感を演出することができます。   お風呂で歌を歌うと心地よく残響音が響き、とても気持ち良く歌えたりしますよね? 実際にギターなんかでもディレイをかけることによって気持ち良く弾けるので、 ソロの時などかけることが多いエフェクターです♪ 自分が今までが所有してきたディレイペダルは   Boss DD6(Analog.man. mod) Strymon Timeline Jam Pedals Delay LIama  Jam Pedals Delay Llama Supreme Mad Professor Deep Blue Delay Ibanez Echo Machine Bambasic Tape Echo Simulator その中で一番好きなディレイを言いますと、  それは Strymon TIMELINE BOSS DD6 (Analog.man mod) の2つです。 個人的にはディレイはウェットですごく馴染みが良くなる系のものと 割と存在感があって馴染みが少し弱い系の2つがあると思います。 Strymon TIMELINE は すごくウェットでアンサンブルの中でうまく馴染んでくれる感触です。 かけるとウェットで色気が加わってとても弾きやすく、気持ちがいいです。 僕はアンサンブルする上で、ディレイをバッキング時にも薄っすらかけて 他のパートとの馴染みをより良くするためにも使うので、バンドアンサンブルの時に このペダルは非常に使いやすいので、特に歌モノのサポートをする時には 必ずと言っていほどこのディレイを使います。 Boss DD6のAnalog.ma

海外と日本の違い?

こんにちは。 今日は僕がアメリカ留学時代に感じた日本人との違いを 書いてみたいと思います。 僕は2004年から約3年半、アメリカのボストンにある バークリー音楽院に留学していました。 バークリーのカリキュラムや教授の方々はそれは素晴らしいものでした。 しかし、僕は何より世界各国から夢を持って音楽を学びに来る生徒のみんな と交流でき、一緒に学べたことが何より自分にとって素晴らしかったことだと 思います。 僕が海外のミュージシャンと接してきて、すごく感じたのは みんなとても 『個性があること 』 ということです。 みんながみんなわかりやすく個性的という話ではなく、 簡単にいえばみんな「 自分自身を持っている 」ということです。 相手が何をやっていようが、それは認めつつ自分はこれが好きだし、これがしたい! というのをすごく明確に持っていると感じました。 それに関係することですが、誰が何を言おうと『自分はこれが好き!』 というのがはっきりあるところが強みだと思います。 要は自分の感性に とても正直 ということだと思います。 元々、僕もそういった性格なので海外のそこがすごくフィットして心地よかったです。 あくまでも一般的な話ですが、日本人って 多数決 の人種というか。 例えば、 行列ができているラーメン屋さん=美味しい!! 有名な人のバックバンドで弾いているミュージシャン=素晴らしい!! 単純にみんな好きだから、私も好き!! みたいな傾向ってあると思います。 対して、僕がアメリカで感じたのはそういう色眼鏡なしに対等に見てくれる。 ということです。 アメリカでライブをやって良い演奏をするとスタンディングオーベーションしてくれたり、 全く話したことない人が終わった後にわざわざ握手求めて『よかったよ!』って声をかけてくれたり。 そういうのってなかなか日本では見られない光景だなと。 周りがどういう反応とかは関係なく、 あくまでも決めるのは自分の感性 に沿って良し悪しを評価する。 それって僕にはとても自然なことだと思います。 すごくストレートに評価するというか。 アメリカンドリーム っていう言葉があるように、 それまで全くの無名で実績もない人が一躍スーパースターになれる国、 それがアメリカ。

過去に行ったLA旅日記最終日(2010年2月)

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この記事は2010年2月に書かれた記事を再構築したものです。 それでは、前回に続き、過去に行ったLA旅最終日をご覧ください。 ________________________________________________________ LA最終日は、思い残すことなく買い物しようぜー! ってなことで、 Melrose Ave へ。 Hollywood Blvd から一時間程歩いてメルローズへ行ってきました。 日本で一時間っていうとすっごく遠いし嫌だけど、 LAだとなぜか 「一時間歩くんで着くんだ?近いね、じゃあ歩こう!」 ってなるんだからやはりアメリカは広いですね。 そんなわけで歩いていったわけですが、 メルローズに近くなってからだんだん膝に違和感を覚えることに。 あれー、膝をどっかでぶつけたかな?歩き過ぎかな??💦 でも膝は痛くなったことないな。 なんて思いながらもメルローズへ。 到着👍 よし、買い物するぞ!! と思って歩いてお土産を頼まれていた Ed Hardyのお店を着いたころからどんどん膝に痛みが増し、 膝を触っていると激痛が!!💀 そこからは膝をのばして歩くのがまったく出来なくなって 足をひきづりながらの買い物。。。💦💦 風邪も全然ひいてたし、足は激痛で歩くのが困難だし。 散々でした。。。😓 天気も良かったし、LA自体は最高だっただけに残念無念。ダウン そっから歩いてまた一時間かけて戻る予定だったのですが、 激痛のためタクシーで戻ることに。 途中、またまた楽器屋によって今度はちょっと買おうかと 狙っていたエフェクターを試奏しました。 値段は日本の半額なんでよかったけど、 効果がぶっとびすぎで実用的じゃなかったので断念することに。 そんなわけでHollywood Blvdに戻り あの方のとこで写真をパシャリ。 尊敬してます😊 一旦ホテルに戻り、夜は近くにあったしゃぶしゃぶ屋へ。 最後の最後でまいうーな食事でした。 そんなわけなLA旅5日間でした。 あの空の広さ、大地の広さ、一年中天気の良い環境。 そして、人の暖かさ、陽気さ。 全て自分にとって最高でした。 ここで音楽が出来たらどんなに楽しい

過去に行ったLA旅日記4日目(2010年2月)

この記事は2010年2月に書かれた記事を再構築したものです。 それでは、前回に続き、過去に行ったLA旅4日目をご覧ください。 ________________________________________________________ LA旅4日目 です。 4日目はコダックシアターの中でハンバーガーを昼食で食べた後、 MI へ行ってきました。 MIには友達の師匠がいて、前に友達に紹介してもらったことがあるんです。 その方に今回パスをお願いして出してもらって見学しました。 前にもMIに行ったことがあるんですが、 その時にはオープンカウンセリングに参加したり、 僕が大好きなギタリストAllen Hindsのクラス見学したりなど楽しかったです。 今回は友達共にギターを持ってきてなかったので 参加は出来ませんでしたが、楽しかったです。 僕らが校内をまわっている間、ちょうどDean Brownがクラスやっていたり Steve VaiバンドのギタリストDave Weinerがクラスやってたりと なんかすごかったです。😼 その他にも何人か世界的に有名な方々が教えてたりで いやーMIは講師陣が豪華すぎる !! バークリーにはそんな有名な先生あんまりいなかったですもん。 (どちらかといえば、かの有名な誰々を育てた名教授、みたいな方が多かったです。 それはそれで素晴らしいです。) 毎回MI来るたびに思わず入学したくなります。 1時間ほど見学してから、学校を出て、 Universal Cityへ。 そう、今日は Universal Studio にでもいこうかということになったのです。 その前に併設されてるCat Walkへ。 色々な店や飲食店、ライブシアターなどがあり楽しかったです。 軽くお土産をみたところで、Universal Studioへ。 と思ったらもう閉まっている。。。💦 どうやら夕方の17時には閉まるそう。 早すぎる>< 夜にはここから近いBaked Potatoにまた行く予定だったので それまでの時間潰しと言わんばかりに買い物開始!! ここにもアバクロがあったので、 買いまくりました。 だった日本だと高いんですもん。 アバクロなんてアメリカにいるときから安いブランド

過去に行ったLA旅日記3日目(2010年2月)

この記事は2010年2月に書かれた記事を再構築したものです。 それでは、前回に続き、過去に行ったLA旅 3 日目をご覧ください。 ________________________________________________________ LA旅3日目 は 昼にまたまたSunset Blvdの楽器屋へ。 初日に行った時にお目当てでもある Mesa Boogieのお店が閉まっていたので、そこへ。 いやー、やはりアメリカはブギーが安い😀 エフェクターもだいぶ安いし、 友達はヘッドアンプを買うか買わないかで真剣に悩んでました。 その後はまたまた サンタモニカ へ。 2日目に行ったときよりももっともっと細かくサンタモニカを探索&買い物。 3日目になぜサンタモニカに来たかというと、 夜にあの Michael Landau が今一番気に入っているギタリスト Kirk Fletcher がライブをやるというので、午後から行ったのです。 夜はライブハウスちかくにたまたま日本の鉄板焼き屋があったので そこへ。 やっぱ日本料理は落ち着きます。 ポン酢さいこーゴマだれさいこー。😃 そしていざ、ライブハウスへ。 いったら誰もお客さんがいなく、Kirkが1人サウンドチェック。😎 このあたりがいかにもアメリカって感じですね。 ミュージシャンとお客さんとの距離が近い近い。 しだいにお客さんも集まり、ほぼ満員の中スタート。 曲がはじまるや否やびっくりしました。 バンドが タイトでちょーグルーヴィ。 ♪ とくに ベース が半端ない !! 誰だ?誰なんだ!? 正体はすぐに分かりました。 On Bass 「Travis Carlton」 あのLarry Carltonの息子さん。 今までも何回もトラヴィス見てきましたが 間近で体感するトラヴィスのベースはとてつもなくグルーヴィーでした。 他のプレイヤーは名前はよく分からなかったですが、 みんなとてつもなくうまく格好よかったです。😊 お目当てのカークも激うまで、どこまでもギターが歌っていて、 本当に最高でした。 (この日見て以来、ずっとカークの大ファンです♪ ) 今回LAで見たライブではこの日のライブがダントツでよかったし、 カークのギタ

過去に行ったLA旅日記2日目(2010年2月)

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この記事は2010年2月に書かれた記事を再構築したものです。 それでは、前回に続き、過去に行ったLA旅2日目をご覧ください。 ___________________________________ サンタモニカ↑ 前回に引き続きLA旅2日目をお届けします。 LA旅2日目 は 昼すぎからサンタモニカへ行ってきました。😀 主な目的はショッピングで いざ、 サードストリートプロムナード へ。 この日は日曜ということもあり、 多くのストリートパフォーマーがいて盛り上がっていました。 日本人大好きなアバクロ行ったり、 僕の好きなAXことアルマーニエクスチェンジなども あって嬉しかったです。👌 途中、サンタモニカピアという有名な遊園地なども奥になる 桟橋なども行きましたが、この日は本当に寒くて寒くて すっごくキツかったです。。。 元々風邪をひいていたのが、この日に悪化しました。😓 サンタモニカピアからの景色👇👇👇👇👇 夜にハリウッドに戻りその足で再び Baked Potato へ。 この日のお目当ては 「Shogun Warrior」 このバンドには日本人ギタリストがいるんです。 近年では矢沢永吉さんのバックをつとめていたり Grammy賞の式でギター弾いてたり アメリカのテレビのホストバンドとして活躍されていたり。 この世界でもっともレベルが高いと言われている LAの音楽シーンで活躍されていて、 それが日本人という。 なんとも嬉しいですし、すごく尊敬する存在でした。 そんな日本が誇るスーパーギタリストとは 「 Toshi Yanagi 」 さん !! この方を見る目的で行ってきました。 他のメンバーもすっごくて、 Drumに トスパノス ! あのロベンやカールトンともやっているスーパードラマーです。 Keyに ジェフバブコ !! これまたロベンやサイモンフィリップスバンドで来日したこともある 僕が大好きなKey Player!! そしてそして、ベースは嬉しいハプニング!!! レジェンドこと ジミージョンソン !!! まさかジミージョンソンを見られると思ってなかったのでびっくりしました。 (この日はレギュラーでこの

過去に行ったLA旅日記1日目(2010年2月)

こんにちは。 今日から昔に使っていた僕のブログからの記事を再構築したものを 何回かに分けて挙げていこうと思います。 ですので、当時の( 2010年2月 )記事になります。 _________________________________ 過去( 2010年 )に行ったLA旅の 1日目 について書こうと思います。         👇👇👇👇👇          行きの飛行機が異常に辛く、風邪も相まってか 半端ない肩こり&頭痛。💦 降りた後での飛行場での若干のトラブルもあり 飛行場に着いてからゲートに出るまでに余裕で 1時間以上はかかってしまいました。💦💦 そんなこんなで LAX 到着。 LAは大晴天、着いたら即半袖Tシャツ。 と思っていたら、なにか様子がおかしい。😎 天気は曇りがちくもり、そんでもってさむーい。ショック! 世界的に 大寒波 が来ているみたいですね。 いつも通りにShare Vanに乗っていざStayする Hollywood へ。 うーん、曇り。。。 LAらしくない。💦 そんなこんなで Hollywood到着 。 懐かしい&そしていつ来てもワクワクする。 テンションがあがりまくります。😊 昼ご飯を食べていなかった僕らは カリフォルニアピザキッチンへ。 ここまでで体調がものすごい悪かった僕は、 夜の行動のために、昼飯後ホテルに直行し、 2時間仮眠することに。 見事、復活!! 夕方からは Sunset Blvd にある楽器屋が多くある場所へ。 ここには有名な Guitar Center があり、色々なミュージシャンの手形があるんです。 合わせてみるとみんな意外と手がちっちゃい! ほとんどの方が自分と同じくらいの手の大きさでした。 これで手の小ささは言い訳に出来ないなーなんて思ったりして。💧 アメリカの楽器屋は日本と違って基本的に おいてある楽器は勝手に手にとって触って試奏もOK。 日本だとわざわざ店員に許可をもらわなけらばいけないんですね。 そんな感じで軽くひきまくり。💥 お目当てであった Mesa Boogie のお店は閉店時間が早く この日は閉まっていたため、Hollywood Blvdに戻ることに。 そ

ブルース系はお好き?

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こんばんは。 今日は暖かい陽気でしたね。 外で体を動かしたいところですが、じっと家で我慢しています。 今日は僕が好きなブルース系ギタリストについて書きたいと思います。 僕はもともとハードロックを聴いて、ギターにはまり、弾き始めたので 高校生の頃はずっとハードロック、ロック、メタルしか聞いていませんでした。 今でも自分のギターの基盤にはロックがあると思っています。 そんな高校生の時に若き天才ブルースギタリストの 「 ケニーウェインシェパード 」の記事を雑誌で読みました。 Joe Satriani率いるG3というギタリスト3人によるツアープロジェクトに 当時18歳くらいのケニーがエリックジョンソンの後釜か何かで抜擢されて、 それで知りました。 Steve VaiやJoe Satrianiが認める18歳のブルースギタリストってどんなんだろう? と思って彼のアルバム「Trouble Is」を買って聴いてみると、 1曲目 「Slow Ride」からまあ 格好良い!! 当時の僕はブルースといったら古臭いイメージがあったのですが、 ケニーの曲や演奏はすごくロックでワイルドな感じですっごく格好良くて それはそれは衝撃を受けました。 当時、GAPのCMでもケニーがギターを1人で弾いているのがあって、 今でも忘れられないくらい最高のCMでした。 (Youtubeで検索すれば今でも見れるみたいです。 ) その頃、若手のブルースギタリストが台頭していた時代で、 その他にもジョニーラングや女性ギタリストのシャノンカーフマンなどもいました。 ジョニーラングはブルースと言い切れない音楽の多才性があり、またギターと同じように歌もものすごくうまく、何より曲が最高なので、今では僕の一番好きなアーティストの1人です。 最近のブルースシーンでは、 僕はMatt Schofield,、Kirk Fletcher、Josh SmithのTHREE PRINCESや、 Doyle Bramhall ii、Eric Galesなどは本当に大好きです。 自分自身、トーンはMatt Schofieldに強く影響を受けていますし、ソングライティングやハーモニーに関してはEric Galesからとても影響を受けました。 海外のギタリスト、特にアメリカ、イギ

若くて、もの凄い才能!!

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最近、雨が多かったり、気温の寒暖差が激しいですね。 体調気をつけて暖かくしてお過ごしください。 このコロナの影響で最近は家にいることがとても多くなっているので、 Youtubeなどもよく見ています。👀 自分自身がYoutube更新を始めたこともあって勉強のために見ている部分もあります。Youtubeを見ていると今の音楽や演奏スタイルの流行りみたいなのも知れて楽しいです。加えてInstagramも見ているとまあ若くてうまいミュージシャンが多いです!! この子、うまいなーなんて見ているとそれが、15、6歳だったりして驚きます。 天性の才能がもともとある上に凄い楽しんで楽器に没頭した結果なんだろうなあ。って思います。 そんな若き天才ギタリストの一人に『 Brandon Niederauer 』がいます。 というのも僕も知ったのはほんの2日前くらいでInstagramで彼のやっているTazchallengeというのがあって、彼の弾いたリズムギターの上に自由にギターを重ねるという企画があってそれで知りました。 本当にめちゃくちゃうまいのに、まだ17歳みたいで世界は広いなと感じさせられました。他にもインスタやYoutubeには10代でものすごい才能を見せている人がたくさんいます。 この自粛中に多くの人が自分自身を何かしらの方法で発信しているので、コロナ収束後の音楽業界はまた大きく変わっていくと思います。 今は大変な世の中ですが、コロナ収束後の明るい未来を考えて、日々成長していきたいと思います。 最後に僕もBrandonのギタートラックに重ねてみたので、よろしければ聞いてみてください。 Kentaro Kaneko www.kentarokaneko.com Youtube: アカウント名 Kentyguitar https://www.youtube.com/channel/UCVq2s-6ellIt8XCkuwaHPAA   Twitter: @kenty_335 Instagram: kenty_335

わたしの好きなギタリスト

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こんにちは。 コロナウィルスでいろいろ大変な世の中ですが、 皆さんお元気にお過ごしでしょうか? 皆さんがどうかご無事でありますように。 1日も早い収束を願っています。 今日は個人的に好きなギタリスト、 また皆さんに聞いていただきたいオススメのギタリストについて書いていきたいと思います。 僕はどんなものでもあまりストライクゾーンが広い方ではなく、 好きなテイストがかなり狭い方だと思います。 ギタリストにおいては、 1、まずブルースフィーリングをどこかで感じられる人。 (これはジャズギタリストでもどこかでブルージーさを感じられる人が好きです。) 2、 ニュアンス(タッチ)に優れていて、演奏に息遣いや表情がある人。 3、トーンが良いこと。自分ならではトーンをしっかり持っている人。 他にも細かくはいろいろありますが、この3つが備わっていれば大体好きです笑 今までのギター人生で大きく影響を受けた3人のギタリストの方を書いていきたいと思います。 それは、Andy Timmons、Allen Hinds、養父貴さん。 Andyのギターを1999年あたりに初めて聞いて、その年の楽器フェアでお会いしました。 初めて聞いた印象はギターが歌っている!!こんなに感情揺さぶられるような演奏するギタリストがいるんだ!と深く感動しました。 Andyは基本ロックギタリストなんですが、ブルースもジャズもカントリーさえも弾ける広さもあり、何を弾いていても本当に感情豊かに弾くので常に最高です。 Andyを通してダイナミクスの大事さを知りました。 最近はボサノバのアルバムなんかも出しています。 僕の一番好きなAndyの曲『All is Forgiven』の動画を貼っておきます。 本当に格好良すぎる!! Allen Hindsは2005年頃、当時バークリー音楽院に留学していた時に日本のPCIというサイトの動画で知ったのですが、ややフュージョンよりでスムースなサウンドで弾くんだけど、やはりすごくタッチが良くてすぐに好きになりました。 ジャズやどんな難しいコード進行も簡単に歌うように弾くことができるので、 そのあたりはカールトンに通じるとこがあるなあとは思いました。 サウンドはAllenの方がもっとスムースで歪んでいるサウンドですが。 2

ロックはやっぱりレスポール!?

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今日は前回に続いてGibsonのギター『レスポール』について書こうと思います。 世界2大ギターは言わずもかな、Fender社のストラトキャスター、そして Gibson社のレスポールだと思います。 それくらいエレキギターといえば、この形として定着しているものだと思います。 大ヒットしたアニメ『けいおん!』でも主人公の子がこのレスポールを使っていたので、 楽器を弾いたことのない人でも、見ると「このギター見たことある!!」となるくらい馴染みのあるシェイプだと思います。 レスポールといえばロックのイメージが真っ先にくるくらいに まずロックに向いた音が出ます。 まずハムバッカーでPUの出力もフェンダーなどのシングルコイルに比べて高いですし、 そのお陰で厚みのある音が出ます。 特にマーシャル系などの歪みが得意なアンプとの組み合わせは極上です。 ギターの重量は平均4キロ前後とギターにしては割と重いですが、 サスティンは長めの個体が多く、またフェンダー系とは別の魅力がある楽器だと思っています。 対して、歪ませない時の音色としては、とても素直なクリーンが出てフロントPUなどを使えばジャズなどを弾くのにもとても良いと思います。 元々、僕がレスポールを手にした理由としては、学生の頃から大好きだったハードロックの憧れのギタリストたちの多くが使っていたからです。 レスポール使いとして、特に影響受けたギタリストにDoug Aldrich, ガンズのSlash,Steve StevensそしてZakk Wyldeなどがいます。 特にDoug Aldrichのレスポールとマーシャルを使ったロックの王道的な厚みのあるサウンドは最高に格好良いです。彼は時代によってジャクソン使っていたり、ストラト使っていたりしますが、近年はレスポールで至高のサウンドを出しています。 Dougがレスポールを使った作品としてはWhite Snakeがオススメですので、ぜひYoutubeで見ていただければと思います。 仕事でロックなものを求められるにつれて、やはりレスポールを1本は持っておいたほうがいいかなということでだいぶ前に手にしました。 同じようにロックなサウンドが出せるギターとして、 PRSのCustom24を持っていた時期もありますが、 同じロックなサウンドが出せ

ビンテージ Gibson ES-335の音って!?

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今日はビンテージのGibson ES-335について書こうと思います。 僕は仕事柄、色々な種類のギターを使うことが多いので、一通りの代表的な種類のギターを所有しています。 その中で僕所有の唯一のビンテージギターがGibson ES-335です。 元々、Larry Carltonの大ファンだった僕は、 アメリカから日本に帰国して少し経った後にES-335がどうしても欲しくなり 購入しました。実はその当時335はあまり弾いたことがなかったのですが、 友人が贔屓にしている楽器屋さんにアメリカから買い付けたばかりの当たりのビンテージ335が入ってきたとのことで、 すぐに足を運び即購入しました。 年代は1972年製。 なんとなく60年代の335が欲しかったですが、 72年製も弾いてみるとものすごく良かったので即決で決めました。 そのサウンドはウォームなのに抜けが良い。これは僕の中でのギブソンのイメージなのですが、 外側は柔らかいんだけど、ちゃんと芯があって抜けてくる。 まるでアルデンテのような感触でした。 レスポールも持っているのですが、あくまでも自分所有のものに関しては 335の方が抜けが良いです。というか335ってセミアコだから太くて暖かくて丸いっていう印象があるかもですが、すごく抜けも良いし、艶っぽいし、ダイナミクスレンジも広く、そして暖かいという僕にとっては本当に最高のギターです。 ただ自分はずっとストラトで育ってきているので、ギブソン系の2トーン2ボリュームがうまくコントロールできないので、あまりライブは使っていません>< そのかわり、レコーディングには本当によく使っていて大のお気に入りのギターです。 しかもビンテージ楽器は木自体が十分に乾いているものが多いので、 僕の335は他の所有ギターに比べてチューニングの狂いも少ないし、 すごくよく鳴ってくれています。 あくまでも僕の意見ですが、Gibsonこそビンテージが良いんじゃないかなと思います。 明らかに現行とは違うというか。 対して、フェンダーは現行ものでもすごく良いのがあるからそれで良いんじゃないかなって思ったりします。 フェンダーのビンテージも10本以上は弾いてきましたが、この値段出すなら当たりの現行で十分かなって思いました。 ギターも人も出会いが全てな

バークリー音楽院留学時代に出会ったもの凄いギタリスト!!

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こんにちわ。 今日は僕がアメリカに音楽留学していた時に出会ったものすごいギタリストのお話を。 僕は2004年から2007年まで3年半アメリカのボストンにあるバークリー音楽院に 留学をしていました。 様々な学科や授業、ギターラボ(ギターの授業)、アンサンブルクラスなどがあり、 日本の大学のように各生徒が自分で選択できます。 今はまた違いますが、当時のバークリーの入学できるラインが今のように試験が必須だったわけではないので、実際入学したところ様々なレベルの生徒がいました。 (現在は、入学するのも以前より難しいと伺いました) 入学してからはPlacement Auditionといういわゆるレベル分けのためのオーディションがあるので、アンサンブルクラスや専攻する楽器の最初のクラスではレベルはある程度揃っているのでそこは問題なかったです。 バークリーって入学する前の印象ってすごいアカデミックで理論にみんな精通しまくっていて楽器のスキルもすごく高くて、とにかく優秀!インテリ!!みたいなイメージを持っていました。でも、実際に入ってみるとあまりそういった印象は持たなかったです。 大学には世界中から夢と志を持った学生が集まってくるのですが、 特にアメリカ人は全体的にあまりうまくない人が多かった。 中には「高校卒業して特にやりたいことなかったから、音楽なら楽しいかなあと思って入ってみたよ」なんて人もいました。日本や海外から来る学生の多くは、その国の音楽学校やら大学を卒業してからバークリーに入学する人も多いので、当然そういう人はとても知識も実力もある方が多かったです。 対してアメリカの方は全体の90%があまりうまくなくて、 残り7%がめちゃくちゃうまい、そして残りの3%がもう信じられないくらいのうまさ。 この僕の中での3%の凄さが半端ない。 この辺りのクラスになると普通に教授より全然うまいです笑 僕がいた当時はEsperanza Spalding やJulian Lageがいました。 この2人は今や世界的に有名ですよね。 当時から2人ともやっぱりずば抜けてて、Julian Lageはバークリー入学前からゲイリーバートンのところで弾いていたので、入学する時は「あのJulian Lageが入学した!」と生徒の間で話題になったものです。 Esper

TSV 808 vs Jan Ray. 比較レビュー

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今日はIbanezとVemuramのコラボペダルのTSV808と Vemuramの傑作ペダルJan Rayの比較レビューをしてみたいと思います。 前々回の記事で既に軽くこの2種に関して書かせていただきましたが、 今回はもう少しだけ踏み込んだ内容で書いていきたいと思います。 TSV808はIbanezとVemuramのコラボ商品ですが、 僕の感想としてはJan Ray寄りのサウンドと感じます。 Vemuram特有のケース、そしてレンジの広さが1つの要因になっている気がします。 今回比較した動画をラフですが撮ってみました。 最初はそれぞれのミディアムゲイン設定で、そのあとにローゲイン設定、 最後に割とゲイン高めの設定で弾いています。 EQはそれぞれ12時のフラット設定。レベルはちょうど良いところに合わせています。 Vemuram製品につきもののトリマーなどは一切弄っておらず、工場出荷時のままです。 まず、ミディアム設定でのサウンドですが、 Jan Rayの方が倍音が出ていて、コンプ感もTSVより強め、歪みの粒も細かめな印象です。 対して、TSVですがコンプ感がJan Rayより弱めでもっとゴリッと鳴ってくれて、各弦の響きが綺麗に鳴ってくれる印象を持ちました。 ロー感もこの設定ではTSVの方が出ています。 僕はTSVのミディアムゲインでの設定がすごく好みでした。 続いて、ローゲイン設定。 ローゲインでは、Jan Rayはトーンバランスがかなりフラットな感じなのですごく綺麗にレンジ広く鳴ってくれて、すごいトランスペアレントな印象を持ちました。 倍音の出方もすごく美しく、好みです。 TSVの方はJan Rayほどはレンジは広くないイメージでやはり真ん中が出てくるイメージです。基音もしっかり出ていて、これはこれで良いと思いますが、ローゲイン設定では僕はJan Rayの方が好きかな。 ゲイン高めの設定では、Jan Ray、TSVともに少しグシャって潰れる感じはしますが、 TSVの方がより潰れて奥に引っ込みやすくなるかな?そんな印象です。 ただミッドがJan Rayより出ているので、ブルージーな演奏にはとても良いですね。 Jan Rayのフラットな感じも良いので、好みの問題だと思います。 以上、あくまでも僕の勝

King tone guitar The Duellist!!お気に入りのペダル^^

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今日は自分が今まで弾いてきた歪みペダルの中でも1,2位を争うくらいの お気に入りペダルのKing tone guitar ''Duellist''の感想を書きたい思います。 このペダルを知ったのはまだ日本の代理店がつく前の話で、僕の大好きなブルースギタリストJosh Smithがストラトの時にはこのペダルを使っている。と知り、直接Jesseyの所から取り寄せました。 Josh曰く今まで使ってきたTS系の中で最高だ!と言っていたので期待に胸を膨らせてオーダーしたものです。 このペダルはツインペダルで2つの異なるドライブサーキットが入っています。 1つ1つ独立でオンにするタイプです。 まず右サイドのSTRING SINGERの方から。 こちらはいわゆるTS系となっていて、なんでも製作者のJessey所有のビンテージTSを研究して作られたようです。 コンプ感もそれなりにありますし、本当にめちゃくちゃ良いTSって感じです。 トーンでも色々な音を調整できますが、このペダルのすごいところは下にある3つのトグルスイッチで出す帯域を変えられます。Josh Smithは何かの動画でFATがTS808、STOCKがTS9、GLASSがTS10でTS10が好きだから自分はGLASSで使っているんだ!とか言っていました。 FATはかなり暖かい感じでその名の通り太くなりますし、STOCKも自然な感じに太いです。GLASSは太く暖かい中にも上が少し派手めに出てきて倍音も派手になる印象です。 ストラトのフロントでテキサストーンといわれるような音で弾きたい人はGLASSセッティングがオススメです。個人的にも右チャンネルはGLASSセッティングで使っております。 僕の敬愛するJosh SmithやDoyle Bramhall iiはこちら右チャンネルを特に気に入っている様子です。(Doyleは最近King tone guitarでカスタムメイドされたDoyleistといったシングルチャンネルのペダルを使ってもいます。これはDuellistの右チャンネルだそうです) 左サイドはHeavy HandといってMarshallのBlues Breakerというペダルをモチーフにした最近の流行りのトランスペアレント系のサウンドを意識して

Ibanez TSV808 Vemuramってどんな感じ?

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今日は巷で話題になっているIbanezとVemuramのコラボ商品のTSV808について 個人的な感想を書きたいと思います。 僕は個人的にVemuramのJanRayがすごく好きで、出始めた当初から愛用しています。 JanRayにも幾つかのバリエーションが今まで発売されていて、 レギュラーのJanRay、Tomo藤田さん(僕もバークリー時代師事していました)の好みのチューニングを施したJanRay for TF、Mateus AsatoのJanRay for MA の3つモデル(レギュラーモデル以外はディスコン)が存在します。 この3つのJanRayは同じJanRayの名前がついていますがサウンドは全然違います。 特にJanRay for TFはレギュラーのJanRayよりローゲインで低域をスッキリさせて煌びやかにヘッドルーム広めに作られていて、すごく気に入って使っております。 またコンプ感もレギュラーモデルに比べて少ないです。 JanRay for MAはマテウスアサト好きの自分はもちろんチェックしましたが、自分はあまり好きでない独特な箱なり感?みたいなものを感じて好みではありませんでした。 (このモデルについては1度試奏したくらいなので細かくインプレッションできず、、) 画像は左からTSV808, JanRay, JanRay for TF 本題に戻りますが、Ibanez TSV808 Vemuramは基本的にはだいぶJanRay寄りの サウンドだと感じました。いわゆるTS系の音を想像していると少し違うかな?と感じます。 基本はJanRayの音にミッドを足して、倍音を少し減らした感じかな? と思いました。ただこれはデフォルト(工場出荷時の設定)での感想でして、Vemuramの他のモデル以上に内部Dipやトリマー(サチュレーションやベースの出方を変えられる)で音はいくらでも自分で変えられるので、きっともっとTS寄りにすることも可能なんではないかと思います。 JanRayのようにレンジが広いせいか音は散りやすいので、例えばKing Tone GuitarのDuellist(これはまた今度レビューします)みたいにズドンと音が前に来る感じはいくらか減りますが、普通のTS系より色気があるし艶っぽさもあると思います。 Vemur

About Me

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初めまして、ギタリストの金子健太郎ともうします。 この度、約10年ぶりくらいにブログを再開することにしました。 まず簡単な自己紹介をさせていただきます。 10代の頃からプロとして様々なアーティストのサポート活動を開始。 2004年、米ボストンにあるバークリー音楽院に入学。在学中に自己のバンドを組み、東海岸を中心に活動、 米レコード会社からのリリースオファーを受けるも断り、卒業と同時に活動拠点を日本へ移す。 帰国後は東京ディズニーシーでのレギュラー演奏、様々なアーティストのサポート、 レコーディングの傍ら2010年には1stソロアルバム『Way to your heart』を発表。 2014年には自己のバンド『Flamingo Sketch』のアルバムを発表。 サポートミュージシャンとしての活動は、近年だと 『龍が如く5』のオープニングソング含む10曲以上の楽曲に参加。 2015年からは新山詩織のツアーミュージシャンとして参加。 2018年には初音ミクのライブに参加し、中国での演奏もはたした。 その他にもジャンルを問わず様々なアーティストのサポートを務める。 www.kentarokaneko.com 私はこの20年ほどギタリストとして色々な現場や様々な環境を経験してきました。 このブログを通して、アメリカでの出来事、日本の音楽業界の現場での話、 機材の私的レビュー 、ギターの練習方法、  またこの1年ほど熱心に取り組んでいるフィットネス関係についても 色々皆様へ情報をお届けできればと思います。 もし扱ってほしい事柄などありましたら、ぜひリクエストいただければと思います。 これからよろしくお願い致します。 金子健太郎 Youtube: アカウント名 Kentyguitar https://www.youtube.com/channel/UCVq2s-6ellIt8XCkuwaHPAA    Twitter: @kenty_335 Instagram: kenty_335 令和2年4月7日